たまに泣いて たまに転んで 思い出の束になる


2011.4.14 フジフジ富士Q 完全版上映會@C.Cレモン


行って来ましたー
最初に告知されたとき「どうしようかなぁ。っていうか平日の4時ってなぁ」と思ったんだけれど、たまたまお休みをとっていた日でありまして。
「これは行けてしまうなぁ。どうしようかなぁ。。。(いつもフジを一緒に行く面々のうち)誰かが行くっていうなら行こうかなぁ」
なんて思っていたら「行くなら行きたい」っていう声があり「じゃあ、行く?」となりつつも。
あんまりそれ以上他の面々にも自分から声をかけたりもせず、あまつさえチケット先着先行の時点でもグズグズしていたりなんかして。
でも「じゃあ、行く?」と言ってしまったてまえ、ちゃんと自らチケットをとりましたけれども。
そこまでしてから「あぁ、私は本当は行きたくなかったんだなぁ」と気づきました。
あの志村のいないステージを、4時間泣きっぱなしで見ていたものを。
また観る必要があるのかと。
それもライブならまだしも映像で。
またあの思いをしなくてはならないのか。
という思いがあったらしい。
時すでに遅し。
しかして結果。
やっぱり行ってよかったなぁ
(たいがいのことに対して最終的に私はこういう結果にたどりつきます)
ところどころやっぱり涙は出ましたけれど、それはもうどうしようもないんだけれど。
「なんで?なんで?」と思ってばかりで、その時の日記にもそう書いたけれど、カラダがリズムをとれなくて、いろんな音が声が、聴こえてはいたはずなのに、「なんで?なんで?」の方が強すぎて、届いていない音や声がたくさんあったんだなぁ、と思った。
みんな、かっこいいけどさー、けどさー、かっこよすぎるんだよー!
私はあの、かっこよすぎない志村が見たいのに。志村の声が聴きたいのに。
そんなふうに泣いてばかりで、あの日は空ばっかり見てた。
あらためて、映像としてまっすぐにちゃんと見たら、当たり前だけれど、1人1人の表情までもそこには映し出されていて、こう言っていいかわからないけれど、みんないい顔をしていた。
誰もかれもがかっこよかった。
そしてどの曲もやっぱりすっごくすっごくかっこよかった。
志村が歌わなきゃ!って思いはまた別のところで絶対的にもちろんあるんだけれど、楽曲としてほかのアーティストの手にかかってもこんなにも素晴らしい曲ばかりなんだってあらためて思った。
志村すごい!!
なぜかフジファブリックの中で私(たち)は志村だけは呼び捨てなんだけれど、そこは勝手ながら私(たち)の偏屈な愛(志村にはぴったりだと思うの)の表れなんだと思っていただいて、でも本当は本当に心から尊敬しています。
フジファブリックが大好きだー
最後のエンドロール?で写真が何枚も映るなかで、やっぱりダントツで氣志團×志村っていうか、團長×正彦っていうか、『正彦不良にからまれる』みたいな写真が大好きです。
あの日あの同じ空の下にいて、フジファブリックの生の音に初めて触れた日の写真だと思うと、よけい愛しい。


最後の花火まで流れたあとに、大ちゃん、山内さん、加藤さんからのメッセージ。
東日本大震災の被災者の方へのお見舞いの言葉のあと、どんなものになるかはまだわからないけれど、スタジオに入って曲を作っています、今年中にみなさんの元に届けられればと思っています。
というようなことを代わる代わる3人から、ゆるゆるだらだらと報告いただきました。
今回の上映會のためにミックスもやり直したとかで、納得の臨場感でした。
ちょっと後ろの席の方がお話し好きな方々だったのですが、楽曲中にはまったく気にならないほど。(さすがに楽曲中にはそんなに話してなかったのかもですが)
会場中を音が包み込んでしまう、臨場感が心地よかった。
最後に映し出されたメッセージによると「NewAlbum」となっていた!シングルかと勝手に思ってた!
・・・may be ってなってましたけれどね?
その下にさらに see you soon. とありました。
その日を楽しみに。


そういえば会場内でCDやらDVDやらの販売がありまして、それを買うとついてくる(箱に手をつっこんで1個だけ取る方式なので基本的には選べない)缶バッジがやたらかわいかったです!
ジャケをモチーフにしてて30種あって、どれもこれもかわいかった。
普通にグッズとして売ってくれれば間違いなく買うのに!というクオリティの高さ。
すっごい欲しかったけど、こういう時毎回思うけど、CDもDVDも全部持ってるわい!なんならフラゲしてるわい!!
ああ、そういえば「フラゲ」って言葉を志村が覚えたばかりで、嬉しそうに使ってたことがあったけ。
とはいえ缶バッジ欲しさに持っているCDやらを買うのもなんなので、その分は義援金に。
本来なら直接関わる仕事なわけではないのですが、支援の一環として、毎日ほんのわずかですが被災地の方と直接お話をさせていただくことがあります。
言葉のかけようもないこともあるけれど、少し、ほんの少しでも、役に立っていたらいいなぁと思います。
あとは、ここで、わずかでもできることを。