記憶。


昨夜映画の「セカイノチュウシンデアイヲサケブ」を観ました。
なにやら今度舞台にもなるそうで。いやなんかあんまりすごくて本も映画もドラマも、触れてはいなかったのですが。本と映画とドラマ、で同じものが世に出てるときには「映画」を一番先に見たいです。結果の知っている映像はそれが気になってしまうんですが、文章だと文に入り込んでしまうのでさほど気にならないので。ドラマは別に見なくたっていいかな。まぁ場合によりけり。そして「セカイノチュウシンデアイヲサケブ」ですが、社会現象とまで言われたものなのでWOWOWでやるならちょっと観ておくかね〜という気持ちで観ました。サクとアキの高校時代の映像は美しかったです。SONYウォークマンとか、ダブルカセットのラジカセとか、昔のフィルムとか、写真館とか、なつかしくも美しいものがたくさんちりばめられてました。離島でのシーンとか。しかし「ナゼ?」と突っ込みたくなるような気になる点もいくつかありました。本を読んだらわかるかな。大人になった主人公サクが高校時代の病気で亡くした恋人のアキとの思い出を遡っていくのですが、あのテープを聴くことによって思い出されることがきっとたくさんあるのだろう。あのテープがなければ思い出さないことも、あのテープがあってももう思い出せないことも。この瞬間を絶対に忘れたくない!とか忘れない!とどんなに願っても薄れてしまうことは止められない。忘れたくても忘れられないことだってあるのにね。今思ったのですがサクは「朔太郎」という漢字なのですが、「遡る」という漢字と似ているね。森山未来がよかった。あ、観るまでクドウさんが出ているって知らなかったよ!特した気分だが、なんとも尻切れトンボの役だね。


最近の私ができうる限りの記憶力を総動員して挑んでるのが、もちろん氣志團がらみなわけで、GIGなんてその最たるもので。GIG終了後はあんなことこんなことがあったよ!って思っていても日々どんどん抜け落ちていってしまうのですね記憶が。でもそれを書き留めておくことによって、それを読むとその時の光景がありありと思い出せ、書いている時にはその作業によって「ああそういえばこんなことも!」とさらに記憶がよみがえってきたりさえします。この最終章ツアーからレポを書きとめ始めたのですが、今までのGIGだってそれこそいろんなみんなの顔があったはずなのに思い出せるのはほんの一握りだ。ああ今までも書いておけばよかった。私にしか見えなかった私にしか感じられなかったことがあったはずなのに。GIG中も「ああこれ全部!全部覚えてたい!頑張れ私の記憶力!!」と思って挑んでます。できるなら目も6個欲しい!とも思っているけど。あ、最近は微熱も見たいからもうちょっとか。壮大なテーマだったけど、やっぱり話は氣志團ちゃんなのです。いえ今の私にとって氣志團は壮大なテーマですからね。そしてもうひとつ。先日のフットサルもがむしゃらに覚えていることは全部書き留めたつもりですが、昨夜眠りに落ちる間際に一瞬の光ちんのしぐさと表情を思い出しました。ああ!そうそう!あんなしぐさしてた!すっかり忘れてたよ!あんなにかわいくて、きゃーってなったのに!危ないところだった!思い出してよかった〜!とさえ思うできごとだったのに。やっぱり人って忘れちゃうんだなぁとしみじみ1人真夜中に感じたのでした。でも思い出すけどね。なんで思い出したのかはわからないけどね。え?そのかわいい光ちんのしぐさが氣になるって?せっかくですのでこれだけは私の胸にしまって大事な記憶とします。ぜめんちい。