泣くのはイヤだ笑っちゃおう進め

「島、行かない?」



「・・・い、行く!」



どっちかっていうと1ヶ月以上前から準備を始め一週間前から荷造りを始めるワタクシが、突然の早朝の誘いから3日後(決断からは2日後)には飛行機に飛び乗っていたよ。
そんなわけで行って来ましたひょっこりひょうたん島(=八丈島*1
いろいろいろいろ考えてたあげく夏フェスにはどれも不参加を決めたため、降って湧いたこのバカンスに飛びついちゃったわけです。
半数以上知らない人たちとの久方ぶりのライブもフェスも絡んでない旅は、想像以上に楽しくリラックスしたものでした。
急だったこともあり事前に情報を何もいれないで行ったらば思っていたよりもさらになーんにもなくて楽しかった(笑)!


カセットテープしか聴けないレンタカー(カセットテープなんて持参してねぇよ!)は借りてすぐバッテリーがあがっちゃったこととか、待ってる間に電話を借りた(ほとんど圏外だった)おばあちゃんの「この海には5年に1度くらい不思議なことがあるのよ・・」といった話とか、分刻みで変わる天気とか、すぐ頭の上を雲がすごい速さで動くのとか、天の川と流れ星とか、初めて食べたクサヤとか、聞こえてきた機織りの音でお話させてもらったおばあちゃんとか、テラスで飲んだこととか、海をのぞむ温泉とか、道なき道を進んだあとに開けた景色とか、その道を訊いたおじいちゃんには「草履で行ったら死ぬぞ」と真顔で言われたこととか、ヤギと蝉とウグイスの鳴き声がいっぺんに聞こえてくる喫茶店とか、夏祭りの夜に光ちん似の屋台のお兄ちゃんにドキドキしたこととか、町唯一のコンビニとか、なんとか入手したスピーカーで聴いたYou&MeSongとか、ハイビスカスと青い海と空とか、時間はたっぷりあってゆっくりゆっくり流れていた。
天の川が見えるくらいの星空の下で、祈った。


たまにはこういう旅もいいもんだぁ。
最近遊びや旅といえばフェス・ライブありきだったもんなぁ。
その後その足で、島で同じ時間を過ごした友人は私のメイニア相方ちゃんとフジロックへ。
そこでフジの加藤さん(とジェイジェイさんとズィーレイさん)に遭遇したらしく、それはそれですっごい羨ましい(笑)!
お土産話の交換っこも旅のあとのお楽しみ。



そんなわけで(2回目)蓮沼当日に島行きを決断したので、蓮沼がいつもに増してレポどころか感想にもあまりなってないことをここにお詫び申し上げます。

*1:ひょうたん島は八丈島がモデルらしくあちこちにひょうたん島グッズがありました。地図を見たらほんとにひょうたんの形の島でした。