ハカランダ。 - 日々の音

行って来ましたモノノケハカランダ＠AX。
志村の「しぶやーー！！」を生で聞いてきましたよ。
いやぁ素敵だった！
やはりFAB FOXを中心とした曲目でしたが、思いがけずに聴けた曲もあったり、残念ながら聴けなかった曲もあったり。
またツアーが進むにつれてセットリストは変わっていったりするんでしょうか。次にラストで会えるのが楽しみ。出張はできませんけどね。
噂には聞いてたけれど、志村さんは肝心なところでどもったり、言葉を間違えたり。
そしてなぜ話すときの基本は、金澤方向を向いてさらに右方向を指差すように右手を動かすんだろう。気になってしょうがなかった。
「引っかかった」と言って笑った志村の顔ったらない。なんだあれ、かわいいなぁ！
RSRはテントはあったものの外で聴いたのがすごくよかったけれど、今日みたいに箱の中で音がどんどこ跳ね返ってくるのもよかった。
どんどんどんどん音の渦に引きずられていくヨ。巻き込まれていくヨ。
ライトの色使いがとっても怪しくてよかったし、壁にゆがんで映る影もよかった。
笑みを浮かべながら弾く叩くメンバーにこっちまで顔が緩みました。
ああ素敵だったなぁ。
そういえば、２階から難しい顔でステージを見つめるスミスもいました。

あとでセットリストを書き出してみたけれど、ここまでは絶対！という並びは最初の３曲まで、ってどうなの私達。
いえやった曲はもちろん全部覚えてるけど、中間から順番が曖昧に。
だってソロコーナーとかとても長いMCとかコントみたいのとかドリフみたいなのとかが間に挟まれてないからさ。え、普通ないの？

以下ネタバレ含む自分用覚書。

セットリスト

・モノノケハカランダ
・TAIFU
・地平線を越えて
MC
・茜色の夕日
・Sunny Morning
・追ってけ追ってけ
・ベースボールは終わらない
MC
・唇のソレ
・サボテンレコード
MC
・銀河
MC
・水飴と綿飴
・ダンス２０００
・桜の季節
・マリアとアマゾネス
・陽炎
EN
・虹
・Birthday

最初の３曲と最後の３曲以外は当てはめただけ、と言っても過言でないくらい適当な感じで。
ステージに上がるなり水を飲む志村くん。
この２時間で何度「フジファブリックです」と言ったかな。「です・が」もついたりしながら。
FAB FOXを聴いてからかPVを観てからか、頭の中には『モノノケハカランダ』とそれから『地平線を越えて』が回っていたので、１曲目から３曲目までに持ってかれる。間に『TAIFU』まで入っちゃってるし。TAIFUで「しぶやー！」だったかな？
『地平線を越えて』の呪文のようなサビにうっとり。
志村と山内さんで向かいあってのギターソロ。ギターを弾きながら山内さんに向かっていく志村の姿がおかしかった。いえ笑うところではないと思うんですが、なにかがおかしいよ志村。なにって言えないところがおかしいよ志村。
「『FAB FOX』をもう手に入れてくれた人いますか？」にみんな手をあげる。もちろん！
「こんなに・・フライングゲッツってやつですか？」金澤より「フライングゲットね」と訂正が入るも「フラゲ。最近この言葉を覚えたんですよ」と志村。
そのうえ「もうどれだけ売れたか数字が出てまして、オリコン８位だそうです」と動きながらサラッと言ったけど。
すげー！
「新しくアルバムを出したんですが、その前にシングルを出しています。その茜色の夕日をやります」
わりと早く『茜色の夕日』。オレンジ色のライトが斜めに当たって夕日のようだった。
『追ってけ追ってけ』ではバックには赤、メンバーには緑、というなんとも怪しげなライトが。
『唇のソレ』では最後の最後で繰り返す前のところでライトが落ちて１度拍手が起こり、またライトがついて志村がニヤリと笑って「引っかかった」と言いながら最後のチャンチャン♪
その「引っかかった」がなんとも楽しそうで意地悪そうでいいなぁ！
『サボテンレコード』が聴けてうれしかった。
MC。
「これから全国を回って行くんですが・・出張を」
？出張？
「あ、出張とは言わないですね・・遠征？」
遠征！遠征と出張を間違えたのか！びっくりした！
「またAXに戻ってくるので、みなさん出て・・・」
と言いかけて止まる。え、出ていいの？
そのまま客席のみんなも出ちゃえばむしろ楽しそうじゃん、て話に。
会場から出たいーと言った声があがり山内さんが「出るんかい！」と。さすがだなあ。
その後加藤さんのカトークという名の小噺。ツアー中ずっと続いていくということで、「特急列車（がどうのこうと言ってたような）とかけまして、この小噺がツアー中にネタが尽きる、ととく」
「そのこころは『かくてい』」（各停と確定）
それを受けて志村
「あれでしょ、これは全国のやったやつまとめてDVにして・・DVDにするんでしょ」
肝心なところで意味変わっちゃってるし。DVって。
生志村は素敵すぎるよ。
金澤の手元に赤いホースが出てきて『水飴と綿飴』。
スポットを浴びてホースを回す金澤の姿に笑いが。そういえばどこかで男子から「ダイスケー！」と声がかかる。なんか怒られてるみたいだった。「こらー！ダイスケー！」みたいな。
最初のほうではあまりホースの音がしなくて、最後に回したときには綺麗に出ていた。
後半は順番はかなり怪しいものですが、たぶんこんなだったような。
なんとなく『桜の季節』も聴けると思ってなかったので「うわー！」と思いました。いいな生桜！
すごくピンクのイメージですがライトがずっと綺麗な緑色だったのが印象的。
最後に『陽炎』。
RSRでのできごとが胸を締め付ける歌。これを聴くたびにRSRを思い出す気がする。
「キーボード金澤！」とくる準備をしていたら「ベース加藤！」だった。そして加藤さんのソロ、「ギター山内」で山内さんのソロ、と続き、さらに足立さんと続いたのですが、そりゃもうかっこよかった。
足立さんのソロの前に志村と足立さんがなにやら話していた。あんなときって何を話しているんだろう。笑っていたように思うが。
そして最後に金澤。生で見た金澤の叩きっぷりは迫力あったなあ。RSRではたまに赤いTシャツがかろうじて見えるくらいだったからなあ。
アンコール。
「加藤くん素敵なTシャツを着ているねえ」とツアーTシャツの白を着ている加藤さん。スタッフも客席にも白のTシャツを見かけなく黒ばっかりだったんだけど、白もかわいいかも。簡単に騙されすぎか。
『虹』。カウントだけで「虹！」と盛り上がる。
虹のPVでの加藤さんが好きで、虹はついつい加藤さんのように横を首に振りつつ聴いてしまう。
加藤さんのベースを弾く姿がとっても好きかもしれない。
少し違う意味で、志村のギターを弾く姿も好き。
最後に『Birthday』。
この曲で終わるとは、とおもしろい裏切り。「ぶんげいか」のところが好き。勝手に自分の誕生日が近いので嬉しくなる。
今日は特別な夜さ。素敵な夜さ。素敵な夢を見るよ。

最後に去りながらもそれぞれペコリとお辞儀をして行った。

またここでツアーラストのフジファブリックに会えるかと思うとワクワクする。
今回の心残りは『蜃気楼』。セットリストを変えてくることってあるんだろうか。あるといいなぁ。できれば＋の方向で。
そしてまんまと帰りにツアーTの白を手にして会場を後にしましたとさ。